高齢者への家庭内虐待が過去最高 [認知症]

京都府のまとめによると2015年度に府内で確認された高齢者虐待の状況は介助を必要とする認知症高齢者への虐待が家庭内虐待の4割を超えた。家庭内虐待の被害者は介護や介助が必要な「日常生活自立度Ⅱ」以上の認知症高齢者は227人に上った。

府は「認知症で物忘れや行動面の障害があって、支援が難しい高齢者に、家族がつい手を出したり、乱暴な言葉を浴びせたりするケースがみられる」と分析する。

虐待種別は「身体的」が最も多く、次に「心理的」「介護・世話の放棄・放任」「経済的」が続いた。

この高齢者への虐待については認知症の親をもつ家族にとっては耳の痛い、辛いまとめと言えます。
誰も好き好んで自分の親を虐待する子供はいません。
認知症で物事の判断ができなくなった親はもはや、苦労して育ててくれた世話になった親ではありません。

認知症と理解はしていても、罵声を浴びせられたり、他人扱いされたら 冷静さを失うことは度々あり、 認知症の親を持った家族でない限り理解しづらいことと思います。

認知症患者の施設への入所が理想ですが、患者の増加に施設数が追いつかず、家庭内待機患者ガ増え、家族の負担、経済的な理由等からストレスがたまり続けていると思われます。

認知症の早期解明と十分な施設数の増加が認知症高齢者への虐待がなくなる鍵を握るのではないでしょうか!

タグ:認知症 虐待
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